お一人散歩。

無理せず気軽に日常を楽しむブログです。

能登 穴水町「龍屋」:美味しい朝ごはんが、旅を充実させた話

龍屋さん二階から

 前回記事に書いた通り、能登で迎えた朝は二日酔い。日の出前に、喉の渇きで目覚めたのでした。

 コーラを飲みたい衝動に駆られ、自動販売機を求めて知らない街を早朝散歩。

  白々と夜が明け、綺麗な景色を眺めて得した気分。

 

 この後の、朝食が最高の朝を締めくくるのでした。

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カニを待ちながら眺める波が美しい話

波・カニ探しの副産物
脇役が主役を食った話です。

 砂浜を散歩していたところ、視界の端に動くものが。小さい動物か昆虫かっていうくらいの、小さな動き。視線をやるも、砂浜が広がっています。生き物の姿はありません。

 

 気のせいかな?なんて思い散歩再開。しばらくすると、やはり何かが動いた。何かいる。視線をやるも砂浜。そんなことを繰り返しながら散歩を続けました。

 

 砂浜をよく観察すると、直径数ミリの砂団子と小さな穴を見かけます。小さな穴に潜んでいるのがコメツキガニです。

 水が退いた砂浜に残るプランクトンを口に入れ、濾しながら食事をしているカニなのだとか。このカニを見つけながら砂浜を散歩するのが楽しい。

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能登 穴水町「龍屋」:海辺カウンターで生ビールを飲みながら、お世話になった先輩を思い出した話

牡蠣のアヒージョ
ビールがすすみます。

 1人で飲むお酒が好きでして。帰宅後、料理しながら缶ビールで喉を潤します。

 作った料理を肴に、ハイボールを飲みながら動画鑑賞したりネットサーフィンして過ごすのが日課兼趣味となっています。

 

 若い頃は、先輩に連れられて飲み歩きました。

 行く先々で常連さんとの交友関係が広がり、今でもお付き合いが続いています。

 

 ところが、転勤に伴う数々の引っ越しや収入の減少、そしてコロナ禍により飲み歩かなくなり・・。今では、自宅での一人飲みが当たり前となりました。

 

 特段、話す相手が欲しいとも思わず。

 冷蔵庫内の材料を使って好きな料理を作り、飲むだけです。

 それでも、どこかゆったりと流れる時間が好き。

 

 そんな私が、この秋に久々の外飲みをする機会がありました。

 20年来の友人と出掛けた海辺のカウンター。そんなカウンターがあるお店で生ビールを飲み、少しだけ切なくなったお話です。

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晩秋の蕎麦畑も、ひとつの観光地だと思った話

収穫後の蕎麦畑
穏やかな秋の午後感。

 これまで大病なく過ごしてきましたが、最近は生活習慣病を気にするようになりました。血圧・血糖値・高コレステロール。今のところ、薬を飲むには至っていません。それでも、近い将来、病院通いとなるのではないかと思っています。

 

 マリンスポーツやトレッキングが好きなので、天気が良い休日は身体を動かして楽しみながら標準体重の維持を心掛けてきました。ところが最近、休日と天気のタイミングが合わず運動不足を感じています。そんな中、少しでも運動不足の解消にと思い、近所の観光地を散歩してきました。これが、意外な発見があって楽しいのです。

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仕事から解放されて食べた、海辺食堂のフライ定食が美味しかった話

海辺食堂のフライ定食
悩みを忘れさせる美味しさでした。

 海辺食堂(海辺にある食堂)で食堂で食べるフライ定食が美味しいのです。

 海の近くは新鮮なお魚が食べられます。これまでは必ず海鮮丼やお寿司を食べていました。そんな私が、海辺食堂のフライ定食の美味しさに目覚めました。日常から離れて食べたフライ定食について書いたお話です。

 

 先日、上司とのトラブルでストレスを抱えまして・・。雇われの身ですから、当然我慢を選択。おもしろくない感情を同僚に聞いてもらい、少し楽になり。「時間が経てば、お互い少しは忘れるさ。」なんて思いながらも、頭の片隅に不快感を残しながら日々の生活を続けるのでした。ただ、天気の良い休日をどう過ごすかは私次第。職場にコントロールされない時間を満喫し、気分転換すべく海へと向かったのです。

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定年退職後と趣味について考えた話(人生変わった瞬間)

水辺は飽きません

今週のお題「人生変わった瞬間」

 

 珍しいことではありませんが、転職したこともあるしパートナーと解消したこともあるし。その時々で、「人生変わった瞬間なのかな。」なんて考えてます。

 

 仕事やパートナーの変化は、正直しんどかった。引き留める人への説得と、その人たちが私のためと思っていること。私と関わる人を、不幸にしているのでは?なんて思い、少し自責の念にかられたり。今は、良かったと思ってる。良かったなと思えるのは、時間が経ったから。周辺者や私を取り巻く環境が変わっても、問答無用で自分自身の生活は続くわけで。自分なりに精神面と経済面の折り合いをつけながら、なんとか楽しく生きてきたと思っています。

 

 そんな変化を経験してきましたが、一つ上げるとすれば「趣味」が転機かなと。今のところ、これが一番人生を変えたと思っています。

 

 趣味は、そこに注ぐ休日の過ごし方を変えてくれ、結果、人生も変わったのかなと。私の場合は、アウトドア遊びが好きなのでトレッキングやマリンスポーツが余暇遊びの中心になっています。休日の少し前から、天気予報や風予報・波予報なんかチェックして、場所や時間を決めるのも楽しい。

 

 そんな趣味の場で、私より年配の方とお会いすることがあります。皆さん、定年退職をされたそうですが肉体・気力が若々しい。気力・体力を何十年と維持されてきた先輩方。当然、日常生活でも健康を意識してきた産物なのでしょう。

 

 水辺に行くまでに道具の準備は必要です。それを車に積み込み運転していき遊び、帰ったら道具の掃除やら片付けがあります。トータルで結構な重労働。

海。砂粒を落とすのに苦労します
道具や身体を洗った後の、風呂場の残り砂問題が懐かしいです。

 行くまでの過程や帰ってからの処理の面倒臭さに、心折れそうになる時があります。それでも趣味を楽しむ先輩方。そんな体力や感性の瑞々しさに憧れを有するようになりました。

 

 それが5年程前かな?今を楽しみながら、60代・70代を楽しみたいと思ったのは。

 

 病気やケガは、避けられないけど可能な限り避けて楽しく遊びたい。そう思うようになり、健康に気づかい徒歩通勤を心掛けたり、食生活を変えてみたり。そもそも、おひとりさまで自由に生活しているので、少しでも長く健康的に生活したいなと。

 そこで身についた習慣は、今でも続いています。

 

 ただ、自分の中ではタバコを辞めたいけど辞めていない問題があります。健康診断再検査(甲状腺腫瘍等・・)に合わせて、禁煙外来に行こうかな。20年越えの付き合いがあるタバコを辞められたら、確実に人生を変える瞬間なのでしょうね。

蕎麦の味を思いだそうとし、貧乏舌に気付いた話

 ここでのお話は、個人的な意見です。

手打ち二八蕎麦 大盛り 

 信州生まれ・信州育ちの私にとって、蕎麦は馴染みある食材。

 職場のランチでも蕎麦は普通。「○○に蕎麦で蕎麦を食べにいこうよ。」は、日常茶飯事です。中性脂肪や血糖値が気になる中年おひとり様は、血糖値の上昇を緩やかにしてくれるGI値が低い蕎麦は嬉しい食材なのです。

 

 そんなことで、週一回程度昼食に蕎麦を食べています。ふと思うのは、蕎麦の味・香りって何だろうかと。今回は、思い出せない蕎麦の味についての話です。

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