大量のイカ刺し。生姜が欠かせないことを体感しました。
お刺身が好きでありまして。
何を食べても美味しく感じる貧乏舌の持ち主です。
当然、回転寿司も大好きで、テイクアウトで自宅飲みが自分へのご褒美。
友人と回転寿司に行ったときの楽しみがあります。
それは、注文品からの会話。
好き嫌いなど、他愛もない会話をしながら食べる回転寿司が楽しい。
青魚系好きな人とか、肉系寿司が好きな人とか。
私の注文は、結構な偏りがあります。
必ず頼むのがイカ、甘エビ、ビンチョウマグロ、魚卵系。
特にイカが好きで、活造りの透明なイカに憧れいます。来年は海釣りを始めようかと。
そんな、おひとり中年が、イカ丼を食べに行ったお話です。
海で過ごす時間が楽しいです。日常で見ることない波を見たり、浜辺を歩いたり。
海から距離がある街に住んでいるので、景色が新鮮。
穏やかな砂浜では、シオフキガニ観察が楽しい。
浜辺にぽっかりと穴が開いてます。
天気の良い日は、日向ぼっこしながら待っていると可愛らしい姿を現します。
どちらも、浜辺圏外で生活する私にとって、飽きない風景。
話が脱線しました。
大好きなマリンスポーツを楽しむために北陸・能登島へ度々出かけるのですが、必ず立ち寄る街です。
氷見市にある氷見漁港は、富山湾随一の水揚げ高を誇っています。
冬季の寒ブリで有名ですが、ほかの魚も水揚げ量が多い港。
魚を食べ慣れている地域だからこそ、本場のイカ丼を食べられるはずです。
向かった食事場所は、氷見 魚市場食堂。
氷見 魚市場食堂 - 氷見/魚介料理・海鮮料理 | 食べログ
お店は漁港市場の二階。いつもお世話になっております。
真下で競りが行われているので、当然新鮮なんです。
漁協婦人部が運営しています。おそらく、氷見市内で一番新鮮なお魚を食べられるのでは。
一番の売りは、氷見漁港で水揚げされた、いろんな魚を使った氷見浜丼。
初夏の氷見浜丼。季節やその日の水揚げによりネタが変わります。
富山湾でとれた新鮮なお魚。
ワサビと醤油をたっぷりつけていただきます。
新鮮な魚特有のエッヂが立った切り口と歯ごたえ。
青魚系が苦手な私でも美味しく感じます。
白身系魚は淡白ながらも味わい深い。
炙り系は香ばしい。
漁師の漬け丼も美味しい。
甘めの醤油に漬けられた刺身が乗っています。
添えられた生卵を溶いていただきます。漬けと黄身のねっとりとした旨味がたまりません。思いのほか甘め。
個人的には醤油で味を調節できる氷見浜丼が好きかなと。
他にもラーメンやカレー、フライ定食もあります。毎日ランチに通いたい。
そんな素敵なお店で、いよいよ念願のイカ丼と対面です。
訪れた時期は、赤イカのシーズン。
普段は迷わずメニュー冊子記載の氷見浜丼(海鮮丼)を注文しますが、店内の張り紙に「イカ丼」を見つけました。季節限定ものなのでしょう。
季節によってネタが変わる氷見浜丼も魅力的ですが、イカ好きとして、迷わず初めてのイカ丼を注文しました。
はじめはお刺身として。ねっとり肉厚なイカ。
普段はちびちびと、細く切られたイカそうめんを酒の肴に。ですので、肉厚なイカに喜びを感じます。この日は運転が控えていたのでお酒は飲めませんでしたが。
お刺身として、更に数切れをいただきます。うまい。かなり満足。
いくらでも食べられる感じ。なぜなら、イカ好きですから。
続けてご飯と一緒に。酢飯ではなく普通のご飯です。
当然美味しい。
しかし、何口か食べ進めて飽きがきました💦。味が単調に感じたのでしょうか。
正直言って、単色系に飽きました。
そこで、擦りおろし生姜の登場。
生姜の爽やかな香りが、イカの濃い甘みと旨味をイイ感じに流します。日頃、イカそうめんワサビ醤油派。
それでも、生姜に納得。レモンもさっぱり。
生姜とイカの相性の良さに心底納得。
今回、イカ丼を食べて感じました。私は、単色系丼よりも味や触感に変化のある普通の海鮮丼が好みかなと。
飽きるまで食べたい人にはお勧め。
ただ個人的には、単調さにイカへの情熱が冷めました。
私は甘エビも好き。
きっとどこかで、甘エビ丼を見つけたら懲りずに注文すると思います。
そして、満足して緩やかに情熱をおさめるのでしょう。