お一人散歩。

無理せず気軽に日常を楽しむブログです。

目鯛の昆布締め丼を食べて一年を締めくくった話

 

もっちり、しっとり感

 年末は、病院で過ごすことになりました。

 再検査でも腫瘍マーカーの値は増え、早期の大腸検査となったわけです。

 

 そうは言っても、少しでも心残しを無くしたい&この一年頑張った自分へのご褒美に美味しい食事をしたいと考えまして。

 

 そこで、思い立ったのが目鯛の昆布締め丼を食べることでした。

 以前の記事で紹介した、新潟県上越地方にある魚祭さん。

 

 ここで食べた南蛮えび丼が、過去最高に美味しい海鮮丼でした。

 単色系海鮮丼は、飽きるとの持論を持っていたのですが、飽きずに完食。

 それどころか、何度も食べたいと思ったわけです。

paddlex.hatenablog.com

 

 南蛮えび丼を食べたときに、もう一つ気になる丼があったのです。

目鯛・昆布締め
パワーワードが並びます。

 目鯛の昆布締め。力強い響きです。

 

 私は、白身も昆布締めも大好きでして。

 鯛やヒラメ。白身の昆布締めは、ねっとりと甘くて美味しい。ワサビ醤油に負けない旨味が、酒の肴にぴったりです。

 

 居酒屋等でメニューにあれば必ず注文したくなる。ところが、私の暮らす内陸部には提供するお店を見かけることはありません。

 そのため、鯛やヒラメの柵を購入し、自作して欲求を凌いでいます。

 

 そうは言っても、飲食のプロが作る昆布締めと素人自作品では異なるもの。

 やはり、プロが調理した昆布締めを食べたいわけです。あとは、自作する手間や時間がなんだか惜しい。少しの贅沢で欲が満足できるなら外食も手かなと・・。

 

 12月中旬に差し掛かる休日。

 自分へのご褒美目的で昆布締めを食べに行きました。

 ここのところの物価高で贅沢はできません。そこで、1,500円で楽しもうと(交通費は見ないことにしました)。

 

 お店のある場所は妙高市。雪が多い地域です。

 訪れたときは、野山に雪は降り積もるも、道路は乾燥。

 快適なドライブでした。バッテリーの弱る冬の時期。車の充電にちょうどいい感じです。

 

 お店は10時30分にオープン。私は11時に入店したのですが平日ということもあり、店内は空いておりました。

 カウンターで注文・先払いした後に席で待つこと数分。

 憧れの目鯛昆布締め丼と出会えました。

ご褒美
お酒が飲みたくなります。

 魚祭さんの海鮮丼は、小鉢も充実していて嬉しい。

 小鉢の豆腐やマリネなんかは、さっぱりと美味しい。

 

 かんずり塩辛(左上の赤いやつ)は、単調になりがちなご飯に変化を与えてくれます。郷土調味料で、唐辛子を発酵させたもの。これと塩辛の組み合わせが美味しいのです。

 本命の目鯛昆布締め丼。ねっとりもっちり。期待を裏切らず。

アップ
もっちり感が伝わるでしょうか。

 最初は、単体でいただきます。

刺し身として

 白身昆布締めのねっとりもっちりと旨味。醤油の塩気とワサビの刺激。

 漠然と想像していた昆布締めの味が、ガツンと脳に響きます。

 

 最初は刺身でいただき、途中でご飯と一緒に掻き込みます。

 ご飯も酢飯が嬉しいです。昆布締めと一緒に食べるのも美味しいのですが、塩辛で味に変化を与えたり。

 小鉢があると、味覚を新鮮にしながら食べる楽しみがありますね。定食に小鉢は付き物ですが、丼もので付いているのは珍しいかもしれません。

 

 美味しい食事は、一人でも楽しい。ラーメンでもカレーでも、海鮮丼でも。満腹を感じるため、一日に限られる食事回数。その、貴重な食事を美味しく頂けるのは幸せだと思います。

 

 年末の入院や仕事を考えると、これが今年最後の外食。

 いろいろあったけど、美味しい食事を楽しめて、いい年だったかなと思えます。

 

 目鯛が、苦労や悩みも和らげてくれたのでした。

 

 そんなに更新はしていないブログではございます。

 諸事情で、更新間隔が延びるかなと。

 

 そんな理由で、少し年越しには早いですが。

 皆様、良いお年を。