初めての素うどんとポリープ検査のお話
中年になると、身体に不調が生じてきます。
長く生きれば、ガタがくるのは当然で。
これまで、内科疾患を患ったことはありませんでした。ところが、今年の健康診断で要精密検査の判定を受けたのです。まぁ、これまで高脂血症や高血圧の再検査はあったのですが、生活改善と経過観察で多少改善し、特段の治療は要しませんでした。
ところが、今年の再検査は例年と異なるわけで・・。
腫瘍マーカーが異常値を示したのです。
私の両親家系が抱える持病は、糖尿病と高脂血症、高血圧。
祖父母は他界しておりますが、高血圧に起因する病気で亡くなっています。そのため、個人的に「自分は癌にはならない。」なんて思っていたわけです。
祖父母や両親とは、食生活や運動習慣、仕事もストレスの感じ方も異なります。よく考えれば、遺伝以外の要素もあるわけです。
まぁ、考えていても何も進まないので、1日で二軒の病院へと行ってきました。
1軒目。甲状腺検査に強い病院。
健康診断で「甲状腺にしこりがある。」と、医師から指摘された腫瘍マーカーの異常値と、「しこり」指摘を医師に説明し、早速超音波検査へ。
肥大はあるものの、悪性の可能性は低いとのこと。どうやら、腫瘍マーカーとの関係性は低いようです。
念のため、もう一度腫瘍マーカー検査をするために採血しました。
医師から消化器系の精密検査を勧められ、別の病院を紹介されました。
2軒目。消化器系に強い病院。
すぐさま二つ目の病院に電話予約し、消化器系の精密検査をするべく向かいました。
そこで、大腸ポリープの疑いが出てきまして。後日の検査となったわけです。
この日は、診察と検査・手術の予約のみ。
年末に大腸検査をし、その場でポリープが発見されれば摘出。その後は、3日間の入院になるとのことでした。
検査に備えて看護士さんから説明がありました。
入院前日の食事制限や、当日の持ち物、3日間の入院生活について。
前日の食事は腸内をスッキリさせるために、消化が良い食事とのこと。
そこで、消化の良い宅配弁当を病院が手配できるとのことでしたが、節約のために自炊を希望しました。
自炊の場合は、お粥か素うどんにして下さいと。
多分、調理が簡単そうな素うどんにすると思います。
私は蕎麦文化圏に住んでいるので、蕎麦を食べる機会が多いです。
それでも数々のうどんを食べてます。チェーン店や立ち食いはもちろん、個人店なんかでも。丸亀製麺の新商品なんか気になりますし、寒い時期の鍋焼きうどんも大好きです。
写真は、吉田うどんのお店。ゴワゴワした麺は、食べ応えがあって美味しいです。出汁が浸み込んだお麩、かき揚げもたまりません。蕎麦と違って、一つの土鍋でご馳走感が半端ないです。
もちろん、自宅でも食べる機会はあります。鍋の〆に入れて煮込んだり、釜玉にしたり。あと、銀色のやつに入ってコンロで温めて食べるやつとかも。
自宅や外食でも素うどんを食べた記憶がありません。(子どもの頃、あったかも。)
間違いなく言えるのは、今年初の素うどん。
これから先、素うどんを目にするたび2022年の年末を思い出すのでしょう。腸内にあると思われるポリープ。良性であればいいのですが。