これまで、特段通院せずに過ごしてきました。
手術は外科的なもので椎間板ヘルニア除去手術のみ。
44歳で初めて腫瘍マーカーが思わしくない数字を示し、これまでにない頻度で通院する生活を送っています。
ブログをご覧の皆様に、何かの参考になればいいかなと思い、健康タグを作成して書き記すことにしました。
昨年9月の健康診断で消化器系腫瘍マーカーが跳ね上がり、年末に大腸検査を受けました。ポリープがあった場合は即切除するため、3日間の入院を想定し病院へと行ったわけです。
大腸小腸に内視鏡を入れたわけでして。
病院から指示されたのは、消化の良い食べ物。
検査前日は素うどん又はお粥食。そして、午後8時に小さな下剤一本を水180ccに溶かして飲むことでした。
決められた時間に下剤を服用。下剤の味は、特段不味い感じはしません。少し、ケミカルな味はしましたが、抵抗なく飲めました。
就寝。すると午前5時頃からお通じが始まりました。軽く3回ほど出した後、病院へ。
午前9時に、検査内容の説明を受けた後、病室ベッドに案内されます。
6人部屋でしたが、先住者は二人。軽く挨拶をしベッドへ。
ベッド脇には棚もあり、荷物を整理します。
狭いスペースですが、これから三日間過ごす場所だと思うと、少しでも快適にしたくなります。日用品を置いたり、読みたい本を並べたり。少し秘密基地感を感じました。なんとなく、自分の城を作っている楽しさ。より、使いやすく動きやすく、撤退しやすく。
こんな感じで、ベッドの整理をしていたところ、看護士さんから指示が。
検査二時間前に、二リットルの下剤を服用し「お腹を綺麗にしてください。」と。
液体の下剤を二時間かけて、ちびちびと飲み、お腹の残留物を流し出すわけです。
最初に感じた味は若干ケミカルだけども、薄いスポーツ飲料。前日午後9時から水も食べ物を口にしていない。嬉しい水分です。これなら、『余裕で飲めそう。』と思ったのですが・・。
半分飲んだところで、ケミカル臭が少し鼻につく。飲めないこともないのだけど。苦痛になってきます。ハイボールやビールだと、二リットル余裕なのですが・・。
やはり、飲み物は味の好みがありますね。食べ物もそうですけど、デカ盛り系のご飯も味の好みによって食べきれるお店とギブアップするお店があるわけです。デカ盛り系のケチャップライスのオムライスは無理でしたが、チャーハン大盛り系は食べられる。
二時間が経ち、いよいよ大腸内視鏡検査が始まりました。
カメラを大腸に入れるわけです。私は、横に伏せるだけ。
腸内にガスを入れて膨らませて、カメラを這わせるので膨満感を感じます。痛みはなく、単なる不快感のみ。胃カメラの苦痛に比べると平気です。私は胃カメラが大の苦手。いつも「気を失いたい。」と思っています。
大腸と小腸検査の結果は、ポリープはありませんでした。
今回の内視鏡検査で新たに発見したのは、大腸に穴が開く憩室症。
この症状は、大腸に穴が開いている状態。写真を見せてもらい説明を受けましたが、あまりの穴の多さにドン引きしました。穴の周辺には、炎症も。たぶん、昨年末の下血は憩室症によるものかと・・。
ただ、憩室症は腫瘍マーカーとは、あまり関係ないようでありまして。
この日は予想されていた大腸ポリープが無かったため、入院もなく帰宅することができました。
それでは、どこの臓器が腫瘍マーカーの値を押し上げているのでしょうか。原因がわからないと不安になります。
医師と話し合った結果、1月中に胃カメラとCT・超音波検査をすることになりました。
(続く)