お一人散歩。

無理せず気軽に日常を楽しむブログです。

七尾市・大好きな一人旅で、お寿司屋さんの酢の物に目覚めた話

 

能登島へと続く橋

お題「初めて一人旅をします。一人旅でよかった場所、一人旅初心者におすすめの旅行先を教えてください。」

 不定期な休日が続きがちな今年。なかなか連休が取りにくく思うように一人旅ができない一年でした。数少ない今年の一人旅。そんな私がお勧めするのは石川県七尾市です。

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サケの遡上は生臭くなかった話

少し荒れ気味な日本海 
それでもサケは遡上します。

 この一年、鮭の切り身を冷凍庫に欠かしたことがありません。晩食の肴やご飯のおかずに重宝しています。近所のスーパーで売られている冷凍切り身は、おひとり中年にとって大切な食材。

 今回は、そんな身近なサケの切り身の前身、鮭の遡上を見にいったお話です。

 なんとなく、生臭そうな匂いが立ち込めているのではないかと。この目と鼻で確かめに行きました。

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それでも南蛮えび丼を食べに行った話

 

美味しさが飽きませんでした
リピート確定、南蛮えび丼。

 前回、『イカ丼を食べに行った話』にて、「単色系海鮮丼が飽きる。」などと書きました。白一色のイカ丼を食べていて、「もういいかな。」と思う瞬間があったのです。

 そんなイカ丼に懲りず、今回は南蛮えび丼を食べに行ったお話です。

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イカ丼を食べて思ったこと

大葉の緑と生姜の黄色 白一色 
生姜やレモンの大切さを実感しました。

 大量のイカ刺し。生姜が欠かせないことを体感しました。

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城下町に、盆栽を食べにいった話

 食べられる盆栽を提供しているcafeがあると聞きまして。

 そのcafeがある場所は、長野県・小諸市

 

 今回は食べれる盆栽を食べに行ったお話です。

盆栽 どちかが、食べられるやつ。

 

 盆栽。

 私には、あまり馴染みがなく。

 これまで関わったことは一度だけ。

 昔、秋祭りの屋台で鹿児島紅梅の盆栽鉢を買ったことがあります。

 

nae-ya.com

 購入時は蕾状態。

 せっせと、霧吹きを使って水遣りを続けました。

 

 ある冬の日。

 仕事を終えて帰宅。灯りをつける前、部屋に入った瞬間にいい香りが。

 その香りは、かの有名なキャンディのような甘酸っぱい香りでした。

 

www.lotte.co.jp

 

 灯りをつけると、綺麗な紅い花を咲かせておりました。

 その後も、第二・第三の蕾が花を咲かせたのですが、結局、私の不精により数か月後に枯らしたのですが・・。

 

 今回、散歩に訪れたのは長野県小諸市小諸城で有名な城下町です。

 映画『男はつらいよ 寅二郎サラダ記念日』の舞台となった場所。

 若い人には、『センゴク』なんかがピンとくるかもしれません。

 

 近年は、アニメの舞台として一つの聖地になっているようです。

駅前パネル。 『あの夏で待っている』

 そうは言っても、城下町・小諸。

 情緒あふれる街なんです。

www.komoro-tour.jp

 

 小諸市千曲川と背後にそびえる浅間山系の狭間に位置しています。

 東京と金沢を長野県経由で結ぶ北陸新幹線は、佐久平駅から小諸を飛び越えて上田駅を結びます。

 新幹線が停まる駅がなく在来線のみ停車します。

 そのため、懐かしさを感じさせる地方の駅前が今も残っています。

しなの鉄道小諸駅  風情のある駅前ロータリー。

しなの鉄道 小諸駅  

 駅に続く道は坂道。

 この日は日曜日。のんびりとした時間が流れていました。

小諸駅に続く坂道 

 所々に、どこか懐かしさを感じさせるものが。(昭和生まれ的に・・)

商店街の広告・案内看板 

 ↑『てるてるランド』が気になる。

 昭和系商店街の案内図は、昭和生まれを惹きつけます。

手書き これも技術だと思います。

 釣具店、居酒屋、お菓子司。

 どれも寅さんがお世話になりそう系。

 

 看板を後にして、先へと向かいます。

 ところが、建物も詩情を感じさせ。ついつい、立ち止まります。

 

緑色の瓦屋根がおしゃれ 病院。

 白色の外壁や窓、門の風情が素晴らしい。

 今でも現役の病院のようです。

 

 なんとも渋い洋館も。

 街燈もかっこいい。

坂の上の洋館


 窓枠の曲線も美しく。 

和モダン

 街中に、こんな意匠をこらした建物があふれています。

 ちょうど紅葉の時期でしたので、黄色や赤色も混ざります。

 

 歩くほど、カメラを構えたくなる街。

 そして目的地・盆栽cafeに到着するのでした。

彩本堂 Cafeなんです。

 

看板 

和色 色彩が渋い

 この日は、予約なしで運よく席に座れました。

 午前11時の時点で続々と人が入っていましたので、予約するのがいいかもしれません。

 

和モダン 渋かっこいい。

 店内は、盆栽や受け皿等の関連商品、コーヒー器具なども売られていました。

 

 案内された席は、カウンター席。

 店員さんから、コーヒーや野草茶などに関する丁寧な説明を受けます。

 どれも個性的であり美味しそう。悩んだ末に、無難にコーヒーの中から深煎りの『明媚』を選択しました。

丁寧な説明を受けます

 コーヒーに加えて、盆栽ティラミスを注文。

 

 他にもサイフォンを使って淹れる日本茶ハーブティー苔玉ケーキもあります。

 

 目の前で淹れられるコーヒーを眺めるのが楽しい。

灯りが温かい。

店員さんの愛情を感じます

 

自分だけの特別感

 一杯づつ淹れられるコーヒーに、特別感を感じます。

 丁寧に淹れられた、深煎りの心地よい香りと深い美味しさ。

 

 そして、食べられる盆栽が登場しました。

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猫神さまに会いにいった話

 

固まった表情の猫神さま イカ耳ではない


 お越しくださり、ありがとうございます。


 今回のブログは、冒頭写真の石神。

 紅葉の美しい11月初旬に、散歩しながら猫神さまに会いに行った話です。

 

 歩いているだけ、座っているだけ、眠っているだけでも可愛い猫。

 

 そんな、猫を石神様化とした石像が奉納されている神社があるのです。

 場所は長野県筑北(ちくほく)村にある修那羅山安宮神社。

 

   この神社には猫神さまの他、餅つき神さまや犬神さま等々ユニークな石神さまが奉納されているとのこと。

人面犬系石神さま 凛々しい

 これは確認せねばと、一人散歩をしながら向かいました。

 

 高速自動車道・長野道麻績インターを降ります。

 どうやら筑北村側(表参道)と青木村側からの入り方があるようです。

 

今回は青木村側(地図上側)から入りました。

 ちょうど11月の初旬・日曜日。紅葉の季節。

 天気も良く絶好の山歩き日和。

 青木村側の県道沿い待機スペースに車を停めて参道に入りました。

落ち葉の積もる参道が美しい

 参道入口から神社までは距離800メートル・所要時間30分とのこと。

 以前は自動車も通行可だったそうですが、現在は車両侵入禁止です。

 

 紅葉に包まれた参道を一人歩くのでした。

モミジが美しい

 正直、勾配がきつい。軽く汗をかくほど。

 穏やかな秋の日差しに照らされたモミジが美しく、参道を歩くだけでも楽しい。

 

ネコジャラシみたいなの群生。

 すれ違う人はおらず。

 紅葉の美しさに、写真を撮りながら進みます。

 景色の良さに、ついつい本来の目的(猫神さま探索)を忘れそうになります。

 

黄色も美しい

 途中の東屋で休みながら、30分。

 境内に到着しました。

 

牛神さま やんのか的な雰囲気。

 お出迎えは牛神さま。

 筋骨隆々とした身体つきは威圧的。

 動物系石像に出迎えられ猫神さまへの期待が高まります。

 

 牛神さまのお隣には、道祖神

ほんわか系石神さま

 

 ぶどう棚の下で、仲睦まじく夫婦手を取り合っております。

 ほっこり。

 

 神社本殿前にある石神さまの中には、猫神さまはおらず。

 本殿を取り巻くように、散策路が整備されており様々な石神さまが立ち並んでいる様子。

 猫神さまは、この散策路沿いにおられるのかと。

 探索に入ります。

落ち葉の柔らかさが心地よい

 土と落ち葉。

 フカフカした道を歩きます。

 

 散策路に沿って渋い石神さまの登場。

 

 仕事人系石神さま 渋い。

  
 次から次へと、格好良い石神さまが現れます。

 斜めに入る秋の日差しが渋さを増し、ついつい見惚れます。

 

 朱色も苔の緑色も美しく。 

文句なし 渋さの骨頂

 渋い系石神さまはもちろん、ユニーク系石神さまも登場します。

 古いものは、苔の入り具合がいい感じ。

 

餅つき系石神さま 餅にまみれて。

 白い苔が餅表現を後押ししております。

 五穀豊穣を願ったのでしょうか。

 

 インパクト系石神さまも。

 

インパクト系石神さま 子孫繁盛を願ったのでしょうか。

 まだまだインパクト系石神さまが続きます。

 

麗子像系石神さま

 

 素敵な笑顔の石神さまも。

???系石神さま 意味は考えない。

 こんな感じで、石神さまを見ていきます。

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