お一人散歩。

無理せず気軽に日常を楽しむブログです。

肴としての蕎麦がいけると思った話

 

久々の🍶

 先日、数年ぶりに蕎麦屋で日本酒を飲みました。

 蕎麦屋のイベントで半ざる400円、ちょい飲み日本酒200円なんてイベントが開催されていました。

 日頃は昼食として食べている蕎麦。たまには、仕事帰りにお酒を飲みながら食べようかなんて話になり、友人と夜の蕎麦屋に立ち寄りました。

 以前、書いたように蕎麦は不思議な味をした食べ物です。

 

paddlex.hatenablog.com

   思い出せない味でも、なぜか美味しく感じる食べ物。

 いまだに、なぜ蕎麦を求めるのか分かりません。それでも、食べてしまいます。

 

 今回は、食事というよりは肴としていただきました。半ざるなので、量は少ないです。ただ、食後の蕎麦湯はありますし、サービスで蕎麦味噌なんかもあり。充分、塩気がありましたので肴の役割を果たしました。

 

 ざるそばを食べるときに、薬味が欠かせません。ワサビ、ネギは有名。だいたい、どこのお店に行ってもこの二つはデフォですよね。

 ところが、店によっては「ネギと辛味大根おろし」、「ネギとワサビ、辛味大根おろし」なんて、大根おろしが加わります。

 

 私が暮らす地方では、辛味大根の産地があるのでワサビの代わりに使われていたのでしょうか。ちなみに辛味大根の味は、ワサビとは違った辛味があります。最後の蕎麦湯をいただくときに、辛味をとても感じます。大根おろしので飲めるので、消化を助ける気がしまして。これはこれで、肴になり個人的には好きな薬味です。

 

 蕎麦屋に行くと、七味唐辛子がテーブルに置かれています。

 これも、薬味のひとつ。温かい蕎麦に使うのが一般的だと思います。身体が温まりますよね。

 私は七味唐辛子をざる蕎麦にも使います。一口分の七味を蕎麦に振りかけて、蕎麦を猪口に付けて食べる感じです。

こんな感じ。

 もともと、何を食べても美味し感じるので七味の風味が蕎麦の風味を邪魔するとか感じることはありません。人によっては、七味が蕎麦の風味を引き立てるとか。

 個人的には、辛味が加わり楽しいです。

 

 どうやら、この食べ方は貧しい信州人が高価なワサビを入手できないことから広まったとも。今ではワサビは大量生産されて手軽に入手できます。それでも、七味振りかけて食べるのは、単なる好みなのかなと。

 日本酒と一緒に、七味を振りかけた蕎麦をいただく。

 食事とは違った、美味しさを感じました。

二軒目の半ざると日本酒
猪口がたくさん。